終戦記念日

終戦記念日ということで、藤原正彦氏の国家の品格を読み返してみました。
終戦後の日本人として正しい歴史認識とは何かを考えさせられるいい著書だと思います。

印象に残ったのは、確かに日本はアメリカに負けたのではあったが、
19世紀から始まった白人の植民地主義からの独立という意味で
日本人が必死に戦ったことは歴史的に意義深いのであるという場面です。

有色人種に勇気を与え、植民地主義からの脱却という流れを起こし、世界のその後を変えたと著者は記載しています。

旧日本軍=軍国主義=悪のように教育されてきた私には、驚きというか、目から鱗というのがピッタリな表現でありました。
思い出してみれば、子どものころからテレビで見てきた旧日本軍は、まさに悪そのもののイメージばかりなのです。
よく調べてみると、日本としては、やらざるをえないように仕向けられた戦争であったとように思われます。
当時の日本としては究極の選択を選択し、一矢を報いるべく日本人はよく頑張ったのであって、今の我々は正々堂々としていてよい面もあるのではないかということです。従来の教科書型とは違った見方を持つべきであると読者に投げかけているように読めるのがこの本であると考えています。

国家にも品格があるということで今年オリンピックがあったイギリスを例にあげていますが、
そういう意味では、外国人には、なかなか説明するのが難しいかもしれないけれども、日本人の精神というか気質というか、その文化には奥深く素晴らしいものもあるわけです。前向きないい意味での日本人のその精神性について、これからもっと学び、その考え方を自分なりに理解していきたいと思っています。

テーマ:軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル:政治・経済

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