原発事故

本日の日経新聞に原発事故のテレビ会議の記録の記事がありました。少し長いですが、おもしろい記事でしたので、要約して記載します。

首相官邸では、菅直人首相が「再臨界のおそれがあるのでは」と疑問を持ち、斑目委員長は、再臨界の可能性を否定しなかった。武黒フェローは、菅首相から再臨界に対応するよう指示された。吉田所長とのやりとり。

武黒氏「おまえ、海水注入は」

吉田氏「やっていますよ」

武黒氏「おいおい、やってんのか。止めろ」

吉田氏「何でですか」

武黒氏「おまえ、うるせえ。官邸が、もうグジグジ言ってんだよ」

東京電力本店から圧力を受けた吉田所長は、テレビ会議では海水注入の中断を宣言し、

しかし、現場ではひそかに海水注入を続けていた。吉田所長は、現場には、「これから海水注入中断を指示するが、絶対に注水をやめるな」と指示しました。

吉田所長は、現場のことは現場がよく知っているという絶対の自信があったのだと思います。現場の人たちも吉田所長を信頼していたのだと思います。東電本店に吉田所長が違ったことをしていると報告することもできたのに、そのような人はいなかったのですから。

緊迫した一面ですが、程度の差はあれ、日常の会社でもよくあることではないでしょうか。例えば、トップのあいまいな指示とその指示を受けた部長、そして、その部長が、自分の部下への命令するケースなど、よく見かける場面です。

現場のことは現場自身がよく知っているし、現場の危機意識や創意工夫は大切なことだと思います。こんな意識をもつ人がたくさんいて成り立っている会社は、モラルの高い、立派な会社といえるのではないでしょうか。

テーマ:「原発」は本当に必要なのか - ジャンル:政治・経済

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